甲州ぶどうの手入れをしています。
甲州ぶどうは日本古来の品種で1200年以上歴史があると言われています。粒が適度にしか付かないので、房作り(軸の長さを短く切る事)も摘粒(多すぎる粒を切り落とす事)の必要もなく、栽培しやすい品種です。
とは言え、全く放置すれば良いわけでありません。
房をそのままにしておくと、棚や樹の上に房がからまってしまってます。こうなると粒に傷が付いたり、房が日焼けしてしまいます。
自然に流すように、房を下に下ろしてあげます。
さらに、1枝になる房数を減らし、短い枝の房は切り落とし、栄養を集中させます。
また、長く成長してしまった枝の先端を切ります。「新梢を止める」と呼ばれる作業です。
枝を切り止める事で、栄養を枝では無く房に行くようにします。
作用した後は、畑が緑色の絨毯を敷いたようになります。
この枝を切り落とす作業は繰り返い、粒と房が大きく・甘くなるようにします。
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